出荷機能は、養殖魚の出荷管理と売上管理を効率的に行うための機能です。出荷データを登録したり、一覧で確認したり、生産履歴を自動で作成・公表したりすることができます。

手順

画面右上の三本線メニューをタップし、「出荷」を選択します。「新規」ボタンをタップして、出荷入力画面に移動してください。入力フォームでは以下の情報を入力します。

日時 出荷日時
生簀 出荷対象の生簀
取引先 出荷先の取引先
出荷方法 活魚・活〆など
状態 請求済・入金済など
備考 出荷状況など
ブランド品 尾数・総重量・金額
正規品 尾数・総重量・金額
B品 尾数・総重量・金額
生産履歴
出力有無 出力する/出力しない
生産履歴
出力形式 uwotech/生産情報公表養殖魚(JAS)
生産履歴
一般公表 公表する/公表しない
生産履歴
送付先 自社・取引先の担当者

内容が問題なければ「確定」をタップします。以上で出荷記録を登録することができます。

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各種設定の見直し

「出荷しようと思ったら取引先が出てこない」

「この出荷方法はいらない」

「状態管理はもう少しシンプルにしたい」

など使っていくと少しずつ設定内容を見直したいと感じるケースが出てくるのではないかと思います。その場合は、以下の設定関連のページをご確認いただき、設定内容を見直し・更新いただくようお願いします。

取引先設定

出荷方法設定

状態設定

出荷数量の事後入力

ウオテックでは「ブランド品」「正規品」「B品」という3つの区分ごとに出荷数量を入力できます。養殖魚の出荷では、仕切りが確定するまで尾数や総重量、金額が不明な場合があるため、暫定的な入力が可能になるよういずれの値も入力は任意となっています。

ただし、実際の在池尾数との乖離を防ぐため、確定後は必ず実数値を入力していただくようにお願いします。特に尾数データは他の生産性指標の計算や尾数の按分処理、魚群管理の各種機能などに広く影響します。事後入力でも問題ありませんが、データの正確性維持のため最低限、尾数データは必ず入力頂くようにお願いします。

生産履歴書の活用方法

ウオテックでは日々の給餌・投薬等のデータを活用して、自動で生産履歴書を発行できるようになっています。生産履歴の出力設定はデフォルトでは「出力しない」設定になっていますが、食の安全性やブランドとしての信頼性を取引先に示す際の味方になる機能ですので、ぜひ積極的にご活用頂ければと思います。

生産履歴書サンプル

生産履歴書サンプル

出力形式

出力する場合は以下の2つのフォーマットから出力形式を選択できます。