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原価機能が使えるのはエンタープライズプランのお客様のみです。スタータープラン、スタンダードプラン、アドバンスプランの方はお使い頂けませんので、原価設定関連のコンテンツはスキップいただいて構いません。
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養殖業では実際の利益を正確に把握するために間接費の管理が必要不可欠です。餌代や種苗代といった直接費だけでなく、人件費・設備費・光熱費などの間接費も含めた総原価を知ることで、はじめて実際の収益性が見えてきます。また、間接費を適切に管理することで、どの費用が予想より高くついているか、どの部分を節約すれば効果的かといった経営改善のための判断材料も得られます。経営の現状把握と改善のために、uwotechで効率的に間接費の管理ができるように設定していきましょう。
右上の三本線のアイコンをタップし、「設定」をタップしたあと「原価」をタップします。パソコンは左のサイドバーの下部に「設定」導線があります。原価では「仕掛品評価」「表示形式」「間接費一覧」という3つの項目を設定することができます。ここでは「間接費一覧」の設定をしていきます。「新規」をタップし、自社が管理している間接費の費目を追加していきます。
以下の3項目を入力して「確定」をタップします。
間接費目 | 人件費、地代家賃、電気代などの費目を自由に設定できます。 |
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配賦方法 | 費目ごとに配賦方法を選択できます。配賦方法は生簀台数、尾数、総重量の3種類があります。 |
使用漁場 | 間接費の配賦先となる漁場にチェックを入れてください。チェックしなかった漁場では間接費が配賦されません。 |
たとえば電気代は陸上養殖施設だけで生簀台数で配賦、人件費はすべての漁場で尾数で配賦など、費目ごとに自由に設定できますので、適切な組み合わせで設定いただければと思います。
上記の通り、間接費の配賦方法は生簀台数、尾数、総重量から選択いただけます。しかし、実際の養殖現場では生簀の面積や独自の係数設定によって間接費を配賦されているケースもあり、**uwotechの標準的な配賦方法では対応できない場合があります。**uwotechの配賦方法に寄せるような形で運用を見直して頂けるのであれば特に問題はないのですが、従来通りの配賦ができるようにしたいというお客様もいらっしゃると思います。そのような場合は、配賦後の間接費をお客様ご自身で計算していただいた上で、各生簀の飼育記録として直接入力・登録いただくことで、正確な原価管理が可能になります。やや手間がかかってしまうというデメリットはありますが、具体的な登録方法をご案内いたしますので、どのような方針で今後運用するのかご検討ください。
直課させる間接費の費目設定は「投入物設定」の画面で行います。詳しい設定方法は投入物設定のページで記載しておりますので、そちらのページをご確認ください。
通常の生餌・配合飼料・医薬品などと異なるのは、選択するカテゴリが「その他」であることです。
商品名 | 間接費の費目を入力します |
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仕入先 | 空欄で構いません |
取引単位 | 配賦後の金額を入力するため、円になります |
使用魚種 | チェックが付いている魚種でのみ、飼育の投入記録を記入する際に投入物の候補として表示されます |
使用漁場 | チェックが付いている漁場でのみ、飼育の投入記録を記入する際に投入物の候補として表示されます |
単価 | 表記にやや違和感はありますが、1円/円として登録しておくと、投入記録の際に金額をそのまま入力できて便利です |
備考 | 空欄で構いません |
「確定」をタップすると、間接費の費目が登録できます。登録後は、通常の投入物と同様に各生簀への投入記録として間接費を入力できるようになります。この方法により、お客様独自の基準で算出された間接費を、各生簀に正確に記録することが可能になります。自社基準での間接費の配賦計算はお客様ご自身にて事前に行って頂く必要がある点に注意してください。また間接費の投入記録は定期的(月次など)に行わないと、正確な原価計算ができなくなってしまいますので、毎月何日に入力するのかルールを決めておくのがオススメです。
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