<aside> 🔖 目次
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uwotechの生簀にはデフォルトでA-1,A-2といった座標名が自動で附番されています。Excelと同じようなロジックで各生簀の座標名(Excelだとセル名)を定義しているということですね。海面養殖だとA-1や1-1といった附番が多いですし、内水面養殖や陸上養殖では3番、4号といった附番が多いと思います。
uwotechの生簀は「座標」です。したがって座標名は全期間において一意に固定されます。例えば、A-1の生簀を「出荷用」という名称に変更したあとで分養や移動をしても「出荷用」という座標名称は同じ場所(従来のA-1の場所)に残り続ける(上書きされない)形になるということです。
家で例えると、座標名というのは「住所」です。鹿児島市XXX町XX番地XみたいなものがuwotechのA-1、B-1の概念にあたります。対して魚群名は「藤井家」や「田中家」みたいなものです。「住民票上の世帯」のような感じですね。田中さんが鹿児島から福岡に引越してもその家の住所は変わりませんが、「田中家」として登録される住民票の住所は変わりますよね。
生簀に入っている魚の魚群の名前と生簀の枠の名前はそもそも違う概念であるというのが重要なポイントです。uwotechは魚の魚群という概念は種苗ラベルをベースとした管理をしています。
<aside> ☝🏻 池入時や分養時に魚群に名前を付けられる機能も今後開発・提供する予定です
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uwotechは生簀の座標(=住所)と種苗・群・ロット(=世帯主)の概念を明確に区別することでデータの計算・分析を可能にするという立場をとっています。この概念が混ざってしまうとデータの集計・分析の煩雑度・複雑性が上がってしまい、座標情報も魚のロットもまともに管理できなくなってしまいます。
それでは、以下の操作方法を見ながら、実際に設定内容を変更・更新してみましょう。
<aside> 💁🏻♂️ 操作方法
この後生簀の非表示設定を行います。生簀を配置しない座標を設定する場合は特に以下の点に留意しながら座標名を変更いただけると良いと思います。
<aside> 📌 座標設定のポイント
飛び地の生簀枠を表現したり、漁場の凸凹を表現したり、予備枠や出荷枠を設定したりといったことを設定しようと思うと、空白行・空白列を挿入するような形になるため、漁場構成の行数・列数が不足する場合があります。そういった場合は漁場構成から見直していただく必要があります。
<aside> 💁🏻♂️ 操作方法